こんなお悩みを解決します。
目次
骨盤矯正は自分でできる
結論から言うと骨盤矯正は自分でできます。
またケガではないので健康保険を使うことはできません。
何度も通うとけっこう高額になります。
骨盤矯正に健康保険が使えるかは産後骨盤矯正って保険適用できるの?【柔道整復師が解説】で解説しています。
そもそも骨盤矯正とは?
骨盤矯正とは、骨盤や骨盤まわりの筋肉を変化させる技術です。
医療行為ではないので決まったやり方もないです。
詳しくは骨盤矯正とはいったいなんなの?【柔道整復師が解説】で解説しています。
骨盤矯正は自分でできる。そして骨盤矯正に決まったやり方、ルールはない。
骨盤矯正になにを求めているのか?
あなたは骨盤矯正に何を求めていますか?
この記事を読んでいる人は体を治したいお悩みがあるはず。
骨盤矯正のよく言われる効果を簡単に解説します。
骨盤矯正の効果①:ゆがみを直す
骨盤矯正をするとゆがみが整う、産後は骨盤矯正をしなくちゃ!
骨盤矯正にはこんなイメージがあるかと思います。
骨盤矯正で体の状態を変えることはできます。
ただ、体のゆがみって表現が非常に難しくて、あいまいで、そこには決まった基準がないんです。
痛みの感覚や綺麗な姿勢のイメージも人知れぞれです。
だから、そんなあいまいな目的をすべて改善できるような魔法の技術があるわけないんです。
そして産後の骨盤矯正については整体業界の商売要素が強いとTAKAは考えます。
産後の姿勢の崩れによる体の不具合はあるかもしれませんが、出産による骨盤のゆがみではありません。
産後による骨盤の開きは骨盤矯正しなくても自然と戻ります。
産後の骨盤矯正については産後の骨盤矯正って効果あるの?【柔道整復師が解説】で解説しています。
姿勢や猫背については正しい姿勢と座り方【美しく見えるポイントを解説】と猫背で反り腰は危険!ストレッチポールで猫背は治らないで解説しています。
骨盤矯正の効果②:痛みを楽にする
骨盤周りの不具合が原因で痛みが出ているのであれば効果が期待できます。
ただ骨盤矯正をしたから全ての痛みがなくなるという理解はしない方がいいかも。
骨盤矯正の効果③:痩せる
体重が落ちるという意味では痩せませんが、見た目は変化します。
でも巷では骨盤矯正で痩せます!!みたいなちょっと誇大広告も多いかと思います。
骨盤矯正で姿勢、美容、痛みを変化させることはできる。でもなんでも治るわけじゃない。
巷の骨盤矯正はだいたいこれ
骨盤矯正は本当に沢山の種類があります。
手もしくは道具を使いますが、基本的な目的は骨盤を動かすことにあります。
昔は力でグイグイやるものが多かったですが、最近はソフトタッチの施術が多いと思います。
そして
実際には、骨盤を動かすというより、骨盤周りの筋肉を緩めていることがほとんどです。
ストレッチしたりマッサージしたりして骨盤矯正です!ってお店も多いですね。
巷の骨盤矯正は筋肉を緩めたりするのが主流
自分でできる骨盤矯正
自分でできる骨盤矯正:股関節の筋肉を緩める
股関節の傾きは腸腰筋という、股関節の筋肉でコントロールされています。
とくに前に骨盤が傾いて、腰が反っている人はこの腸腰筋です。
場所はだいたいこんなイメージ。
コマネチのあたりですね(古い)
この股関節の筋肉が固くなると骨盤をゆがませます。
無意識に使う筋肉なので、使っていないつもりでも使ってます。
セルフ骨盤矯正のやり方
①仰向けで腸腰筋を両手で抑える
(コマネチ付近)
②足を曲げ伸ばしする
これだけです。
●5回ほど繰り返すと、骨盤は良い位置に収まります。
※抑える場所はコマネチ付近(優しくでOK)
※足は地面に滑らせててOK
※足を延ばしたときに抑えているところが少しポコッと上がります。
☆感覚のいい人は緩めた後に、左右の骨盤の位置が違うことに気付けるかも
※写真は後日アップします!
骨盤矯正でなくてもあなたの悩みは解決できる
自分でできる骨盤矯正のお話でお気づきかもしれませんが…
骨盤矯正をするときに
骨盤を触る必要はありません。
骨がズレるって事故のような力が働かないと起きません。
そして本当にズレたら脱臼です。
だから骨盤がズレるとか、足の長さが違うとかって
骨盤まわりの筋肉が固いだけだったりします。
骨盤まわりの筋肉を上手に柔らかくできたら、バッチリ骨盤矯正になるわけです。
なので骨盤矯正にこだわる必要はありません。
姿勢や普段の体の使い方に気をつければそれだけで、大丈夫。
普段の生活スタイルによって変わりますが、座るイスや寝具の改善だけで骨盤の状態良くなりますよ。
腰痛の人も腸腰筋が原因。
体が沈むと骨盤は傾いて、腸腰筋が使われるので、沈まない対策が必須です。
私は腰痛はないですが、柔らかいベッドで寝ていたら背中が痛くなりました。
エアウィーヴにして反発を強くしたら改善したのでおススメです。
体を浮かして負荷を減らしているイメージですね。
ベースの布団やベッドも固めを選んだ方がいいです。
試着(試し寝?)の時に柔らかいと、例えばそこで8時間寝たとしたら相当沈みます。
ちょうど寝具を変える予定の方は候補に入れてみてください。
骨盤矯正は自分でできる。股関節の腸腰筋という筋肉を緩めれば勝手に骨盤は良い位置に行く。
以上です。