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【鼻をかんでも鼻づまりは治らない!?】鼻水ってどうして出るの?鼻づまり原因としくみ

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風邪で鼻水が止まらない!
鼻をかんでも鼻づまりが取れない!
鼻水ってなんで出るの?

こういった疑問にお答えしていきます!

風邪でかんでもかんでも鼻水が出てくるんです!
鼻づまりがひどくて・・・
鼻づまりを楽にする方法はないかな?

整体の仕事をしていると肩こりや腰痛だけでなく、上のような質問もよく受けます。

整体のテクニックで症状を軽くすることもできるのですが、
一度、考えてみたいのは「鼻水は何のために作られるのか?」
そして「何が鼻をつまらせているのか?」というポイント。

鼻水や鼻づまりのしくみを簡単に理解すると
自分でも少しは対策をすることができます。

今回は鼻づまりや鼻水の原因としくみについて深堀していきたいと思います。

鼻水ってどうして出るの?

最初に鼻水とは何か?
そして鼻水は体にどんな役割があるのかを簡単に解説します。

【鼻水とは?】

鼻水とは鼻の奥にある鼻腺から出る液とまわりの水分が合わさったものです。

鼻腺って言葉。難しいですよね?わかりやすく言うと・・・

涙が出るとこは涙腺って言いますよね?
アレの鼻バージョンとの理解で大丈夫です。

ちなみに鼻水は常に作られていて、1日に作られる量は1リットルにもなります。
また健康な鼻水は少しネバっと粘度があります。

鼻水の役割とは?

鼻水の役割は大きく分けて2つ

①鼻とのどの乾燥を防ぐ

鼻から吸った空気が鼻水で湿った鼻の中を通ることで、
肺に入る空気に湿気を与えて肺をケアしています。
また吸った空気を体の温度まで温めるので冷たく乾燥した空気がのどや肺に入るのを防いでいます。

②ほこり、花粉などの異物を流す

鼻の中には細い毛のようなものがびっしりと生えていて、鼻水でおおわれています。
ここに異物がくっつくとベルトコンベヤーのように鼻水ごと、のどの奥に運ばれます。

最終的にはのどに辿り着いて飲み込まれるか、たんとして出ます。
送るスピードは1分間に5~10mmぐらいなので基本的には自覚はないです。
ちなみに毛といっても鼻毛ではありません。

風邪などで鼻水が沢山出るしくみとは?

風邪や花粉症になると、鼻の中で大量に鼻水が作られます。

鼻水は上でお話した毛で奥に処理するのですがこの時、
量が多いと処理しきれなくなります。
そして処理しきれなかった鼻水がズルズルと鼻の前のほうに流れてきます。

ではなぜ、体調が悪くなると鼻水の量が増えるのでしょうか?

鼻水の量をコントロールしているのは自律神経です。

自律神経とは手を握るとかと違って自分でコントールできない神経のことです。
例えばで言うと、お腹を鳴らすとか涙を流すとかですね。

風邪や花粉症になるとこの自律神経の働きで鼻水が多くなります。
しくみとしては・・・

花粉やウイルスが鼻の中に入ると異物がきた!と脳にお知らせが行きます。

その異物を流そうと自律神経が大量の鼻水を作るイメージです。

ちなみに風邪の初期は鼻水がサラサラ、
治りかけになるとドロドロになることが多いそうです。
また黄色い鼻水はウイルスと退治したあとの白血球やウイルスのゴミです。

鼻づまりの原因とは?

【鼻づまりのしくみを解説!】

本題の鼻づまりのお話です。
息苦しくて、鼻水も出て、においも感じづらくなる。
鼻づまりは鼻の中に鼻水が沢山たまっているから起こると思ってしまいがち・・・
だから何度も鼻をかんでしまいますよね?
でも実はこれは間違いです。

鼻がつまる原因とは?

鼻づまりの原因はズバリ『鼻の中の粘膜が腫れているから』です。

詳しく解説します。
まず粘膜とは口の中とか柔らかいイメージでOKです。
鼻の中はすべて粘膜でおおわれています。
そしてこの鼻の中には薄い板のような粘膜におおわれた骨が3枚あります。
この骨の板が腫れることによって、鼻の空気の通り道がふさがれて鼻がつまるということになります。

なぜ粘膜が腫れるの?

鼻の粘膜の腫れも鼻水と同じように自律神経によってコントロールされています。

花粉やウイルスが入ると鼻水が増えるよ。というお話を先ほどしましたが
鼻水を増やすというお知らせは、同時に鼻の粘膜の血管を広げる効果があります。
血管が広がるということは血が多く入ってくるということ。その結果、粘膜が腫れてしまいます。

鼻づまりを楽にするには?

ではそんな鼻づまりですがなんか対策はできないの?ということで
整体で症状が楽になるテクニックをご紹介します。

鼻づまりを解消するポイント!

自律神経が関係するよというお話をしました。
今回、重要になるのは自律神経の中の【交感神経】というもの。

最近は『交感神経は良くなくて副交感神経がいいんだよ~』とよく言われます。
確かに一理あるのですが

今回の『鼻づまりと鼻水』という事に関しては交感神経が活躍します!

交感神経は簡単にいうと力を入れたり緊張したりするときに使われている神経。

交感神経が働くと

①鼻水が出にくくなる

②血管が縮んで粘膜の腫れが減る

この2つのことが起きます。それをふまえて解消法をご紹介!
今回はネットでもあまり紹介されていない方法をご紹介します!

①仕事や軽い運動をする

仕事や軽い運動をすると交感神経が働きます。
もちろん体調の悪い時はいけませんが、ただ鼻づまりの時はおススメです。
逆にのんびりすると副交感神経が働いて鼻づまりが増します。
寝る時に鼻がつまって寝れない!はこれが理由です。

②おでこを軽く押す

おでこ~髪の生え際あたりを触って鼻のつまっている側のおでこが少しだけ盛り上がることがあります。
見つけたら盛り上がっているところを軽く圧迫します。
全てに効くわけではないですが割と効果のある方法だと思います。
ネットにも載っていないテクニックだと思いますのでお試しください♪

鼻の症状を減らすには交感神経ですが
ウイルスなどの風邪症状は休んで副交感神経を働かせることも重要です。
いつまでたっても鼻水や鼻づまりが治らない場合は医療機関を受診してくださいね。

まとめ:鼻づまりは鼻の中の粘膜が腫れているのが原因。
鼻づまりの時は交感神経を働かせよう!

記事のポイントをまとめます。

今回の記事のポイント

●鼻水の役割は?
→のどや肺に湿気を与える。異物を流す。
●鼻水が沢山出る原因は?
→花粉やウイルスが入ると異物を流すように自律神経に知らせるため
●鼻づまりの原因とは?
→鼻の中の粘膜が腫れて空気の通り道が狭くなっているため
●鼻水や鼻づまりを解消するには?
→交感神経を働かせよう

 

以上です。
今回は鼻水と鼻づまりについての解説でした。
ありがとうございました。