こんなお悩みを解決します。
目次
産後骨盤矯正は保険適用できるのか?
結論からいうと
産後の骨盤矯正に健康保険を使うことはできません。
骨盤矯正は医療の言葉ではありません。
なので、病院で産後骨盤矯正を行うことはありません。
ではどこで行うか?
接骨院(整骨院)か整体院、マッサージ店ということになります。
そして病院以外で健康保険が使えるのは
この中で接骨院(整骨院)のみです。
保険適用のルール
健康保険が使えるのは
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の5つのみです。
挫傷は肉離れって理解で良いです。
なので産後骨盤矯正という名目では保険が使えません。
参考:日本柔道整復師会
産後骨盤矯正はケガの対象にはならないのか?
こんな疑問が浮かぶかもしれませんが、これもダメです。
なぜなら、5つの症状の他に
捻ったり、ぶつけたりの明確で直接的なケガの理由がないといけないからです。
なので例えば、出産の時に骨盤が開きましたでは保険は使えません。
産後骨盤矯正では健康保険は適用外
産後の骨盤矯正については産後の骨盤矯正って効果あるの?【柔道整復師が解説】で解説しています。
産後骨盤矯正で保険適用ができる店は何?
はい。違法です。
接骨院側では保険診療を国に出す時に
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の内容と痛めた場所が必要になります。
産後骨盤矯正で通っている接骨院で健康保険適用となっているということは
腰の捻挫やお尻の打撲など何らかのケガをしたという形で申請しているはずです。
お店側はそこまで説明はしないかもしれません。
まだ接骨院側にしか罰則はありませんが、年々厳しくなっているので、今後は利用した側も注意が必要です。
産後骨盤矯正で健康保険を使うことはやめましょう。
産後骨盤矯正で健康保険を適用している接骨院は違法
産後骨盤矯正ってそもそもなに?
産後に開いた骨盤をもとに戻す技術。
だいたいこんなことが目的だと思いますが
開いた骨盤は勝手に戻ります。
腰痛などは今までの姿勢や体の使い方によるものです。
妊娠の影響とは言えますが、骨盤が歪んだからではありません。
そして実際には、骨盤を矯正するというよりは、骨盤周りの筋肉をストレッチしたり、マッサージしたりが多いように思います。
つまり、産後骨盤矯正はただのお店側の集客のための商品です。
骨盤矯正については骨盤矯正とはいったいなんなの?【柔道整復師が解説】で解説しています。
産後骨盤矯正は骨盤を整える技術。医療行為ではないし効果も曖昧
産後骨盤矯正っていくらぐらいが相場?
ピンキリですが
2,000円から6,000円ぐらいのイメージです。
通いやすくするために
2,000円ぐらいだったり、回数券にしたりしていることもあります。
何回通えば治るとかわからないのに不思議だといつも思います。
産後骨盤矯正に限らずですが1度で楽になることもあります。
なので10回通えば治りますは嘘です。
神様でないのでそんなことわかりません。
でも体を楽にするうえで、効果がないとは言いません。
だから回数券にするなら産後骨盤矯正だけでなくて、色々な目的で使えるものがいいかと思います。
産後骨盤矯正の相場は2,000円から6,000円くらい。ピンキリなのであくまで目安
産後骨盤矯正しなくても体を治すことはできる
体の痛みを治しに行くのであればいいかもしれませんが
何となく産後骨盤矯正した方がいい気がするぐらいであれば
体に良い寝具やクッションを購入した方がいいと思います。
正直、変な整体より意味があります。
私は沈みこまないエアウィーヴをおススメします。
イスに座るのであればクッション
私はどちらも使っていますが
エアウィーヴは高反発で体が沈みずらいのでおススメです。
体が沈むと腰痛になりやすく
妊娠中の体の重さや姿勢と合わさって腰痛の原因になります。
なので体が沈まない対策は必須です。
妊娠中から体の負担を減らせるので体が楽ですよ。
ずっと使えるのもコスパ最高ですしね。
自分でできる骨盤矯正については骨盤矯正って自分でできるの?【柔道整復師が解説】で解説しています。
産後骨盤矯正は保険適用できない。どんなに頑張っても違法なので気をつけよう
以上です。