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【肩こりの本当の原因は力の入りすぎ!?】肩こり改善のポイント!

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こんにちは。国家資格を持つ整体師TAKAです。
先日、下記のようなツイートをしました。

お客様で沖縄の方を施術しました。
肩こりは全くないそうな。
喋り方とか話す間とか
凄くのんびりした雰囲気を持った人。
あ~これなら肩こりは起きないだろうなと思いました。
ちなみに働いていれば体は痛くなるので
その辺を施術しました。
リラックス上手な人は
こちらも楽です。

今回は『肩こり』のお話です。

肩こりを改善するのは私の仕事の真骨頂です。
日本人はとても肩こりが多く、男性、女性ともに日常生活中の自覚症状の上位です。

実は肩こりって名前は曖昧で、こんなに悩んでいる人がいるのに
ケガではないので病院ではなかなか解決できません。

そんな現状もあってか
私の整体店でも肩こりの方が多いです。
でも私は・・・

TAKA
TAKA
『肩こり治すのってそんなに難しいこと?』

いつもそう思います。
肩こりの改善を考えるとストレッチや運動に目が行きがちですが
重要なポイントはそこではありません。
実は今回のツイートに肩こりを改善する重要なポイントがあります。

それは、肩をマッサージするわけでも、湿布を張るでもありません。

今回は肩こりの本当の原因と治し方について解説していきます。

肩こりのよく言われる原因

肩こりの原因は?というと
よくネットで見かけるのは
姿勢、目の疲れ、運動不足、ストレスなんて言われています。

それに加えて最近では
肩こりの原因は僧帽筋だ!肩甲骨だ!なんて言われています。

肩こりとはどんな状態なのか簡単に理解してから
上のような原因といわれることについて
私が実際に感じるギャップを交えて1つずつ解説していきます。

肩こりとは

肩、首、背中、腕のあたりが固まって痛みを出している症状です。
ケガと違って原因がはっきりとしないので医学的には頚肩腕症候群と言われます。
よく肩が固いのが肩こりって思っていますが
肩こりってけっこう定義が広いんです。
肩こりの原因と言われるものはだいたい下の6つ。

①姿勢

これは肩こりの原因になると思います。
理由は姿勢によって、肩に負担がかかっていたら原因になるからです。

よくあるのが背中が丸まって肩が巻きこむ姿勢。
肩こりの筋肉(僧帽筋)は肩が巻きこむことで緊張するので
この姿勢だと肩こりを感じやすくなります。
姿勢を治すって大切です。

②目の疲れ

個人的には目の疲れイコール肩こりではないと思います。
どちらかといえばストレスに分類されるのではないでしょうか?

目を使いすぎると目の筋肉が固くなって肩こりにとの説明がよくありますが
この説明ですと目、以外でも成り立ちます。
実際に目が原因で肩こりという人にはあったことがありません。
パソコンをずっと見ているは姿勢や無意識に力が入っているせいです。

③運動不足

関係ありません。
私は運動していませんが肩こりではないです。

運動しないと血流が悪くなって栄養や酸素が行かなくなる。
筋肉が固くなって疲れやすくなる。
などが理由らしいですが上記の理由ですと
肩こりではなくもっと大変な症状も出てしまうと思います。

④ストレス

これは肩こりの原因になります。

まずストレスというのはわかりやすく言うと、
体や心が不快に感じているという事。

体や心が不快に感じると、交感神経という神経が多く出ます。
この神経が筋肉に緊張を与えるので、肩こりになります。
リラックスが重要です。

⑤僧帽筋

これは原因というより、この筋肉が肩こりを感じているという事です。

⑥肩甲骨

肩こりの原因になります。

ただ、肩甲骨が動いていないから、肩こりというわけではありません。
肩甲骨の体操を推奨することがありますが上手く行わないと逆効果になります。
私でしたら肩こりを治すのに肩甲骨を動かす体操はやりません。

肩甲骨からは沢山の筋肉がついています。
この筋肉が緊張することによって肩が巻きこみます。
その結果、僧帽筋が緊張するので肩こりになります。

こじつければすべて原因となってしまいますが・・・
本質をまとめると

肩こりの本当の原因は

姿勢の崩れ+ストレスで筋肉に刺激がいくこと

 

【重要】肩こりの本当の原因

姿勢とストレスは肩こりの原因となります。

でも、姿勢を直しても、ストレスを減らしても肩こりが治らない人がいます。

よくマッサージしてもらっても戻っちゃう!というやつですね。

この原因は【無意識の力の入りすぎ】です。

肩こりはどこで感じる?

肩こりの本当の原因の前に1つ考えて頂きたいこと。
それは肩こりはどこで感じているのかという事。

「肩こりなんだから肩でしょ?」

いえいえ違います。

肩こりは肩や背中で感じているわけではありません。
実際に痛いや不快を感じているのは脳になります。
そして痛みは交感神経が感じる役割をします。
つまり

①力が入る

②交感神経が刺激される

③痛み(不快)を感じる

痛みを感じるのはこのようなメカニズムになります。
肩こり改善で必要なことは

①姿勢を治して僧帽筋への刺激を減らす
②力を抜いて筋肉を柔らかく、交感神経への刺激を減らす

この2つが根本的に肩こりを改善するのに必要な作業となります。

①姿勢を治す

まず姿勢を治して
僧帽筋を緊張させる原因の筋肉を柔らかくします。

ここで大切なのは直接、僧帽筋を揉まないこと。
周りの筋肉を柔らかくすれば僧帽筋を正しい位置に戻すことができます。

直接、僧帽筋を刺激しない理由は刺激すると痛みを感じやすいからです。

また肩こりは縮んで固くなるのではなく、
肩が巻きこんで僧帽筋が伸ばされて固くなっていることが殆どです。
つまり姿勢を治せば周りの筋肉が自然と緩み
僧帽筋が正しい位置に戻るので勝手に柔らかくなります。

①大胸筋②前鋸筋
この2つの筋肉が肩を巻き込んで僧帽筋を緊張させます。
どちらともデスクワークなど手を前に出す動きで使う筋肉です。
場所は写真の赤いあたりです。

①大胸筋

肩の前のあたりから胸についている筋肉です。
大胸筋の場所

②前鋸筋

肩甲骨から肋骨についている筋肉です。
前鋸筋の場所

②力を抜く

結婚式があったり、上司が来たり、人前で話したり
「あ~今日は肩が凝った!」
という経験はありませんか?
つまりこれが無意識に力が入っているという状態です。
肩こりの方は
この無意識の緊張が上記のような状況に関係なく常に起きていると考えます。

【本当の】肩こりの治し方

肩こりの改善の方法です。
肩こりの根本原因は力の入りすぎですので
本当は日々のストレッチやマッサージはいりません。
しかし、固まってしまった筋肉は、
柔らかくしてリセットする必要があります。

①筋肉をゆるめて肩こりが出ないようにリセットする
②力を抜く練習をしする

この2つが重要となります。
また力の抜く練習はTAKAのオリジナルです。
当店でもこのやり方で肩こりの改善が多くみられます。

①筋肉の緩め方

①大胸筋のゆるめ方

姿勢:座っても立っても大丈夫です。
1.3本指で大胸筋を軽く押す。(緊張していると痛いです)

2.反対の手の肘を曲げて左右に肩を動かす。

3.押さえる位置を変えながら大胸筋全体に行う
※動かしている時に大胸筋が固くなったり、柔らかくなったりしていればできています。

②前鋸筋のゆるめ方

姿勢:座っても立っても大丈夫です。
1.3本指で前鋸筋を軽く押す。(大胸筋より痛いこと多いです)

2.反対の手の肘を曲げて左右に肩を動かす。

3.押さえる位置を変えながら前鋸筋、全体に行う

②力の抜き方

姿勢:仰向けで寝る
1.目をつぶって眉毛を上げる
2.心の中で柔らかいという

この練習の意味は無意識に力を抜いて脳に癖付けをすることです。

スポーツ選手などが行うイメージトレーニングを聞いたことがありますか?

暗示に感じるかもしれませんが
人間は心の中で思ったことは脳が聞いています。

つまり緊張する場所にいる時は
緊張する!と心の中で無意識に言っています。
ですのでその逆。
心の中で「柔らかい」という事で
力を抜く癖を脳につけていきます。

持続が必要ですが上手くできるようになるとだいぶ
力がぬけますよ♪

まとめ:肩こりは姿勢直して、力を抜けば改善する。